U.S News & World Reportによるとテキサス州のオースティンが全米1住みやすい街に輝きました。
オースティンは雇用が多いことに加え、家賃があまり高くなく生活コスパがかなり良いため、3年連続ランキングトップを達成しました。またオースティンはシリコンバレーに次いて、シリコンヒルズとも呼ばれていて多くのビジネスがこの地で発展しています。
この記事ではアメリカで住みやすい街をそれぞれ解説してきます。
1 オースティン、テキサス州
テキサス州オースティンは3年連続全米で住みやすい街に選ばれました。オースティンに多くのIT企業がオフィスを構えていることもあり、年々雇用が増加しています。またオースティンは音楽と芸術であり、観光スポットも多いので、移住先としては最適です。
日系企業も多く進出していることから日本人にとっても移住しやすい街になるのは間違いないでしょう。今後サンフランシスコやロサンゼルスなど現在主要の都市として注目されている場所より人気が出るのではないかという推測もされています。
2 デンバー、コロラド州
去年アメリカで住みやすい街ランキング3位に選ばれたデンバーは今年は2位に選ばれました。アメリカの中心部に位置しているデンバーは雇用がかなり多く、街が年々繁栄を続けています。デンバーは自然がかなり豊かでロッキー山脈の近くに位置しているので、リタイヤした後の夫婦にも人気の都市になっています。
デンバーはニューヨークやロサンゼルスのような都会ではないので、忙しい場所からは少し離れて住みたいという方にオススメの都市になっています。
3 コロラドスプリングス、コロラド州
コロラドスプリングスは2位に輝いたデンバーと同じくコロラド州にある都市の一つです。内陸なので海はないですが、ロッキー山脈が近くにあるので、多くの人が湖でのんびり休日を楽しんでいます。
天気もかなり良く、1年中を通して雨が降ることはほとんどないので、移住先としては最高です。雇用が多く、失業率の低いコロラドスプリングスは毎年全米で住みやすい街トップ5維持を続けています。
4 フェイエットビル、アーカンソー州
フェイエットビルはアメリカの南部にあるアーカンソー州にある都市です。有名なアーカンソー大学がある都市として一部の方にはよく知られているので子供を持つ家庭に人気の都市になっています。フェイエットビルは世帯所得に比べて生活費がかなり低いことで毎年ランキングの上位に選ばれています。
フェイエットビルの近くにはミシシッピ川が流れていたり、国立公園があるので自然が大好きな方にオススメの都市になっています。幸福度のスコアが高いため多くのアメリカ人がフェイエットビルに移住をし始めています。
5 デモイン、アイオワ州
アイオワ州の州都であるデモインは失業率、犯罪率が低く、世帯所得に対する生活費が低いため、全米住みやすい街トップ5に選ばれました。デモインには保険会社がかなり多いことでも有名です。
またデモインは人々がフレンドリーで治安がかなり良いため、日本人の皆さんにオススメの移住都市の候補の一つです。デモインは州都であるため、観光地も多くあるため、退屈することはないでしょう。
6 ミネアポリス、ミネソタ州
ミネアポリスはアメリカミネソタ州にある豊かな自然と都市とが共存する都市です。人工的なところを残しつつも、多くの場所ではアートのテイストを入れています。
ミネアポリスという地名には馴染みのない日本人が多いと思います。ミネアポリスは実はシカゴとシアトルに並ぶ主要な経済都市で年々都市開発が進んでいます。日本から直行便の飛行機が出ていることもあり、日本人の移住先の候補先として選ばれてもおかしくないのではないでしょうか?
7 サンノゼ、カリフォルニア州
カリフォルニア州サンノゼは高い雇用率、年収から多くの方に支持されています。サンノゼはシリコンバレーの近くに位置しているため、多くのIT企業が就職先としてあります。GoogleやApple、Facebook等の世界トップ企業が集結しています。
家賃が他の州の数倍高いサンフランシスコに住めない方の多くがサンノゼに目をつけました。サンノゼでは年々不動産の高騰が続いていて、税金も他の州より高いですが、多くの人がサンノゼに移住しています。日系企業も多いため、多くの日本人もサンノゼに住んでいます。
8 ポートランド、オレゴン州
オレゴン州にあるポートランドは西海岸上部に位置しています。オレゴン州は環境に優しい街として全米でトップに選ばれています。また世界でも2位に選ばれています。ポートランドから車で10分走れば山や川などの自然が広がっています。
居心地の良さや安心感から毎年安定して住みやすい街としてランクインしています。西海岸に位置しているので日本からも遠くなく飛行機9時間で日本に行くことができます。リタイヤした方にはぴったりの移住先です。
9 シアトル、ワシントン州
自然と都市が共存するワシントン州の代表都市シアトル。シアトルは西海岸に位置しているため、アメリカの中では日本にかなり近い都市になります。シアトルは1年を通して雨が降ることが多いので日本に似た気候を持つ都市です。
またAmazonやMicrosoftがシアトルにあることもあり、多くの雇用が生まれています。シアトルから多くのIT企業が台頭していることから、シリコンバレーのようになるのではないかと注目を浴びています。シアトルの不動産価格は近年高騰を繰り返していて、今後も伸びる見通しがあるので、投資先としてはおすすめの都市です。
10 ローリー&ダーラム、ノースカロライナ州
ノースカロライナ州にあるローリー、ダーラムの2つの都市が見事にランキングインを果たしました。雇用が増え続けていてかつ、生活費が安いことから年々人口が増加しています。また名門のデューク大学、ノースカロライナ大学が近くにあることからファミリー層にも人気になっています。
Hondaや住友化学を始めとする日系企業の多くが進出していることもあり、日本人は少なからず多少はこの都市に住んでいます。生活費が安く、気候が良く、治安が良いことから最適の移住先として多くの方から選ばれています。
アメリカに住むにはビザが必要
アメリカに移住するにはビザが必要です。
特にアメリカはビザに厳しいので移住するのは簡単ではありません。学生としてアメリカに留学に来てもその中で最終的にアメリカに残ることのできる日本人留学生はほとんどいません。