アメリカでは日本と違って起業する学生が少なくありません。
日本と比べて投資を受けやすかったり、優秀な学生が多く集まるアメリカでは非常に起業しやすい環境になっています。
この記事ではなぜアメリカのエリート学生の多くが起業を試みるかについて解説します。
1 リスクがゼロ
アメリカでは日本と違って起業に対してお金が集まりやすい環境にあります。日本に比べてエンジェル投資家も多いですし、ベンチャーキャピタルも圧倒的に多いです。このような投資は返済義務がないため、一切のリスクを伴いません。
シリコンバレーを始めとするアメリカでは、起業によって一攫千金を狙う優秀な学生に投資が集まる仕組みになっています。
2 法人登記が楽
日本と違ってアメリカは法人登記がより簡単でそれに伴うコストがあまりかかりません。したがって起業したければ、簡単に起業できてしまう環境がアメリカにはあります。アメリカではオンラインで時間をかけずに起業することが可能です。
3 先人が起業で成功してきた
GAFA(Google, Amazon, Facebook, Apple)を始めとしてアメリカには多くのスタートアップIT企業が大成功を収めてきました。起業の設立年数が浅い起業でも世界時価総額ランキングでトップに入り込む企業も数多く存在します。Facebookのマックザッカーバーグ氏や、Appleのスティーブジョブズ氏は在学中から起業しこれらの企業を創設してきました。
アメリカではこのように学生が企業し、その後大成した先人が数多く存在するため、その後を追うように優秀な学生は自ら起業します。
4 アメリカの大学にはエリート学生が多く集まる
世界大学ランキングのトップ校をほとんどアメリカの大学が占めるように、アメリカには世界中からかなり優秀な生徒が名門校に集まります。特にシリコンバレーにあるスタンフォード大学や、UCバークレー校では起業精神を持ったエリート学生が多くいるので、優秀な人材との人脈を作りやすい環境にあります。
それらの優秀な学生らが集まることによって、エンジェル投資家やVCから投資を受け、一つのスタートアップ企業が出来上がります。
5 ソフトウェアエンジニアが多い
アメリカの多くのIT企業はソフトウェアによって大きな成功を収めてきました。アメリカの大学の多くにはコンピューターサイエンスの学部が入っているため、アメリカには多くのソフトウェアエンジニアがいます。アメリカにはMIT等コンピューターサイエンスの名門校が多く存在するため、世界中から優秀なソフトウェアエンジニアが多く集まってくる構造になっています。
6 新卒採用のないアメリカの就職活動
日本と異なってアメリカには新卒採用の文化がありません。日本の場合、新卒採用で採用されないとその後のキャリアにかなり傷がつき、企業就職することが難しくなりますが、アメリカにはそのような文化が存在していないので、卒業後起業というオプションを取る学生も少なくありません。
7 副業が禁止されていない
アメリカでは日本と違って副業を禁止されていません。したがって普段の仕事が終わった後に、起業するという社会人も稀ではありません。アフターワークで起業しつつ、上手くいったらそちらへフルコミットするようなことも可能なわけです。全くリスクのない環境で自分のビジネスをすることができる最適な環境が整っています。
8 起業後のキャリアが良い
新卒一括採用でそのまま終身雇用が普通の日本では、起業という選択肢を考える方はかなり少ないのが現状です。一度会社を辞めてしまうと転職で今より条件の良い会社に入ることが困難な環境ではなかなかリスクを取れる方はいません。
一方アメリカでは起業後に失敗し、一般企業に戻る際でもキャリアは良くなります。アメリカは「起業する=さまざまな経験をする」と捉えるので、たとえ失敗したとしても、履歴書の見栄えは良くなるのでその後の就職はかなり有利になります。GoogleやFacebook等のIT企業は起業経験のある方を積極的に採用するという方針すら抱えています。
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