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アメリカと日本の小学校の違い(学校選びの際のポイントと注意点)

    これから家族でアメリカ移住をする皆さまにとって、海外での新しい生活を楽しみにしている一方、

    「何から準備していいかわからない」または、「子供を連れての海外赴任・移住は不安」と感じたことは、ありませんか?

    海外生活はお子さまにとっても、人生の大きなライフイベントの一つとなります。
    今回はまず「アメリカと日本の小学校の違い」、特に学校選びの際のポイントや注意点についてをお話しいたします。

    大切なお子さまにも日本と同じように、または日本以上に、アメリカで楽しい学校生活をお送りいただけるよう、お役に立てればと思います。

    アメリカと日本の教育制度の違い

    引用:envato

    アメリカでは基本的に幼稚園から義務教育の始まりとされており、州によって義務教育の期間が異なります。16歳までが義務教育とみなされる州が30州、17歳までが9州、18歳までが11州です。

    日本アメリカ学年年齢
    幼稚園KindergardenGrade K5-6
    小学校Elementary SchoolGrade 1
    Grade 2
    Grade 3
    Grade 4
    Grade 5
    6-7
    7-8
    8-9
    9-10
    10-11
    中学校Middle SchoolGrade 6
    Grade 7
    Grade 8
    11–12
    12–13
    13–14
    高校High SchoolFreshman/Grade 9
    Sophomore/Grade 10
    Junior/Grade 11
    Senior/Grade 12
    14-15
    15-16
    16-17
    17-18
    ※アメリカでは、州や地区毎に就学年齢の区切りや中学校高校の開始学年が異なるため、通われる学校のある地域・州の最新情報をご確認ください。

    幼稚園から日本の高校3年生に当たるGrade 12(Senior)の学年までを合わせた13年間の教育期間を「K-12」と呼びます。学年の数え方は、小学校1年から高校まで12年間、数え直さずに順に数えます。

    そしてアメリカの小学校は5歳以上から入学でき、国籍や在留資格などの制限はありません。

    アメリカの小学校の種類、メリット・デメリット

    アメリカの小学校には、日本と同様に公立小学校と私立小学校の2種類の学校があります。また、移住先によっては日本人学校やインターナショナルスクールという選択肢もあります。

    公立学校

    政府が提供する、義務教育を修了することが目的。

    メリット:無料。クラスメートは同じ地区内にいるため、友達が作りやすい環境。
    デメリット:授業や友達との会話はすべて英語のため、必要に応じてESL(英語教育サポートプログラム)を別途利用する。

    ※アメリカ政府の公式サイトSearch For Public School を使用し、お住まいの州や地域に該当する公立学校を確認できます。

    私立学校

    学校法人(個人)が提供する学校。大学進学を目的とする方が多い。

    メリット:各学校に独自の学習カリキュラムあり。(モンテッソーリ教育など)
    デメリット:公立に比べ費用が高く、校則が多い場合あり。公立と同じく、日本語は通用しないため、必要に応じてESL(英語教育サポートプログラム)を別途利用する。

    日本人学校

    アメリカにある日本の文部科学省が認定した日本人学校。(現在:シカゴ、ニューヨーク、ニュージャージー、グアムに日本人学校があります。)

    メリット:日本語で勉強をするため、安心して勉学に取り組むことが可能。また日本にいずれ帰国し、日本の学校に戻る予定がある場合、比較的スムーズに日本の学校教育に入りやすい。さらに親がアメリカに住む日本人であるため、情報収集や相談がしやすい。
    デメリット:日本人学校のある地域が限られている。また英語を伸ばしたい場合は、補習校などに別途通う必要がある。

    インターナショナルスクール

    主に両親の仕事の都合でアメリカに移住しているお子さまを対象とした教育機関。(現地の子供たちが通う場合もあります。)

    メリット:様々な国からなるグローバルな教育カリキュラム。英語以外を母国語とする異なる国出身のお友達を作ることが可能。
    デメリット:公立に比べて費用が高い。

    クラスルーム、給食、放課後の過ごし方の違い

    teacher asking questions to her students

    引用:envato

    クラスルーム

    多くのアメリカの小学校でも日本の小学校と同じように、自分の教室があり、担任の先生がいます。担任の先生が教える授業もあれば、体育のような授業の場合は専門の先生が担当することもあります。学年が上がるにつれ、科目によりクラス移動をすることもあります。

    プライベートスクールの場合は、基本的に全ての教科に専門の先生がつくことが多いため、様々な先生の授業を受けることが出来ます。

    身だしなみ

    私立校の場合は制服が基本ですが、公立校の場合、基本的には動きやすく露出の少ない服装となります。また日本とは違い、ピアスや髪色やネイルなどは自由。さらにアメリカの小学校では入学式がなく、初日から授業が始まるため、晴れ着を準備する必要はありません。

    しかし、年に一度「Picture Day(個人写真の撮影日)」があるため、その日はいつもより身だしなみをきちんとするお子さまが多いです。撮影された写真はIDカードやYearbookなどに使用されます。

    教育

    日本の小学校では6年間を通して、子どもの全体的な学力アップを目指しますが、アメリカの場合、教育基準に加え「子どもの個性や能力を伸ばすこと」も大切にしています。そのため、音楽や美術といった科目にも比較的に力を入れています。

    食事

    日本のバランスの取れた学校給食とは異なり、各自で持参する「お弁当スタイル」か「学校給食」を選ぶことができます。食べる場所も自由でフードコートのような場所でみんなで食事をしたり、外のベンチで風に当たりながら食事することも可能です。

    さらにアメリカでは朝食を支給する学校や、温かいメインとは別に、サラダやスナックなど追加で購入出来ます。(金額目安:Elementary Schoolの場合、朝食US$1.75、ランチUS$2.83)

    通学方法

    地域により異なりますが、車社会のアメリカでは、学校まで遠い場合、スクールバスや家族の送迎で通学するのが一般的です。特に安全のためにも、お子さまを1人で学校まで徒歩で通わせるご家族は多くありません。

    放課後の過ごし方

    日本の小学生と同様、放課後に塾や習い事に通うお子さまもいれば、自宅に一度帰宅し、近くの公園で遊ぶお子さまもいます。習い事を検討されている親御様は、学校終わりの送迎についても考慮する必要がある場合がります。

    アメリカは「挑戦し、成長できる場所」

    どの学校にもメリット・デメリット、そしてお子さまの相性もあります。一生懸命調べ、選んだ学校でも、結果的に「お子さまに合わなかった」、または「成長の過程で方向性が変わった」と悩む方もおられます。

    そのような時は、「アメリカは自主性を大切にでき、挑戦、成長できる機会がたくさんある」ということを思い出してください。

    例えば上記のようなお悩みの場合、アメリカで学校を変更することは珍しいことではないため、「躊躇せず新しい学校に挑戦すること」も選択肢の一つとして検討しても良いでしょう。

    また、アメリカという新しい地で、新しいことに挑戦をするお子さまやご家族の方を見て、「自分も何か新しいことに挑戦したい!」と感じ、夢だったビジネスにゼロから挑戦し、成功を収めた方もおられます。(過去の事例を見る>>

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