アメリカではビジネス買収がかなり盛んに行われています。ビジネス以外にも居抜き物件もよく売りに出されています。有名な場所でいうと、ウェストハリウッドのPaul SmithやSEPHORA、ビバリーヒルズのCHANELやHERMESなどがあります。このように皆が知っているような場所、ビジネスでも売りに出されていることが多々あります。
永住権を持っていない外国人としてアメリカでビジネスを始める場合、多くのリスクに直面します。M&Aで買収することであらゆるリスクを回避しながらアメリカに移住することができます。
・ 世界のM&A事情
アメリカで新規事業を起こすのは難しい
アメリカでゼロから事業を立ち上げるのは簡単ではありません。投資家ビザであるE2ビザを取得した経営者の多くが、新規事業を立ち上げようとしてことごとく失敗しています。アメリカは信頼のおけない外国人に対しては絶対にお金を貸してくれません。
アメリカでのクレジットヒストリーもなくソーシャルセキュリティーも持っていない外国人に対してオフィスの賃貸をさせてくれることはほとんどありません。
またお店を出店する場合、内装工事だけで1年間以上かかるケースも稀ではありません。この内装工事中はビジネスができないにも関わらず、家賃を払い続けなければならないケースがほとんどで黒字経営をするのは簡単ではないのが現実です。
アメリカで飲食店を経営するケース
またライセンスについても大きな落とし穴があります。アメリカでビジネスを行うには各州での監督当局の許認可が必要になります。わかりやすくするために、E2ビザを取る日本人に最も多い、飲食店を開業するケースを見てみましょう。
アメリカで飲食店を運営するには保健所の飲食店営業許可、酒類販売許可、下水道使用許可、小売業許可などのライセンスを取得する必要があります。残念ながらこれらのライセンスはすぐには取得できないので、何ヶ月も待つ必要があります。この間ビジネスは一切できないので、ほとんどの飲食店が上手くいかず失敗してしまいます。
また新しく人材を雇用するにもかなりコストがかかります。もしライセンスなどが原因で事業を始められない場合でも、その間従業員に対して給料を支払い続けなければならない場合もあります。
M&Aでアメリカで会社経営を容易に
外国人としてアメリカで新規事業を立ち上げるのはかなり厳しいと理解していただけたでしょうか?
アメリカで新規で飲食店をやりたいという日本人は多いですが、ほとんどの場合ソーシャルセキュリティーとライセンスによって失敗しています。
そんな中、アメリカではM&Aで既存企業を買収することが一般的になっています。M&Aではビジネス経営に必要なライセンスが付属してくるので、すぐビジネスを始めることができますし、人材を新しく雇い直す必要もありません。
アメリカでM&Aをするメリット
永住権を持っていない外国人としてアメリカでビジネスを始めるにはM&Aをするのが一番効率的です。M&AではE2ビザも取得することができるので長期的にアメリカに滞在することも可能なります。
採用コストの削減
M&Aをすることでスタッフ採用に必要な労力とコストを削減することができます。
内装工事が不要
M&Aでは内装工事を行う必要がないのでビジネスを開始するまで長時間待つ必要はありません。
ビジネスノウハウ
M&Aでは前のオーナーが協力してくれるので買収先で培ったノウハウを学ぶことができます。
ライセンスを継続
ライセンス取得に必要な労力と時間を削減し、早くビジネスを開始することができます。
顧客の継続
M&Aでは常連客をそのまま獲得できるので広告費や宣伝費を削減することができます。
テナントの賃貸
M&Aをするとアメリカで信用のない外国人でもリース契約を結ぶことができます。
アメリカでM&Aをしてみませんか?
日本には中古品を買うという概念があまりないので、M&Aの経験がない方がほとんどだと思います。弊社はそのような方でも丁寧にサポートしていますので心配はありません。ご気軽にご相談ください。