今回はアメリカ永住権であるグリーンカードについての話や投資からのグリーンカード取得について話していきたいと思います。
グリーンカードは一般的なビザとは異なる
まず、グリーンカードというのは移民ビザのカテゴリーに入り、皆さんがよく耳にする一般的なビザ、例えば、学生ビザや就労ビザは非移民ビザのカテゴリーです。さまざまな種類のある非移民ビザですが、基本的にはアメリカに住み、生活する目的で発給されておらず、それぞれのビザに特定の目的と期間が定められています。それに対してグリーンカードは、アメリカで生活するために発給されるもので、選挙権がなかったり、一部の公的な職業につけないことだったりを除いて、ほとんどアメリカ人と同様の生活をする権利が与えられます。
グリーンカードの取得方法
アメリカ人と結婚したり、抽選プログラムで当選したりするのがよく聞くグリーンカードの取得方法だと思います。ビジネス関係でいうとEBというビザのカテゴリーがあり、EB-1からEB-5まであります。その中でも、EB-3というのは日本人がよく取得する種類の一つであり、会社がスポンサーとなって発給されるものです。こちらは、アメリカ人では代替がきかないことを証明し、承認された場合に発給されるものです。EB-5というのはアメリカの企業に投資することで取得できる種類のグリーンカードです。
EB5 – 投資によるグリーンカード取得
繰り返しですが、EB-5というのは投資ビザと呼ばれるもので、外国人投資家のためのカテゴリーです。具体的には、アメリカ政府が指定する、経済的に発展していない州や地域の企業に相当額の投資をして、定められた期間での従業員の増加などを指標に承認されたのちに、グリーンカードが発給されます。投資額の審査には、ビジネスの種類、規模、将来性なども加味されるので、一概にこれとは言えませんが、少なくとも80万から100万ドルの投資が必要になります。この政策はアメリカ国内の地域の発展とアメリカ人のための雇用促進を目的としていますので、このような条件が設けられております。
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