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アメリカの投資家ビザ(E2ビザ・EB-5ビザ)取得にかかる費用

    今回は、アメリカの投資家ビザにあたるEB-5ビザ(移民ビザ)とE-2(非移民ビザ)の費用をテーマにして話していきたいと思います。アメリカで生活するにあたって、非常に柔軟性があり、移住や事業買収を検討する方に人気のビザですので、ぜひ参考にしてください。

    EB-5(移民ビザ)の費用

    初めに、移民ビザのカテゴリーであるEB-5ビザの費用についてですが、80万ドルの投資、または100万ドルの投資の選択肢があります。それぞれの金額に応じて、アメリカ政府が指定した投資先の事業が振り分けられているのですが、100万ドルの場合はさらに規模の大きな事業になるのかと思います。このタイプのビザは非常に費用を要しますし、100万ドルの投資をしたからといって必ずグリーンカードが手に入るというものでありません。ですので、リスクも相当あるかと思います。

    EB-5を取得してアメリカに移住はおすすめしない

    E-2ビザ(投資駐在員ビザ)の費用

    対して、E-2ビザの必要資金はEB-5に比べるとかなり低くなり、事業の形態や業種などによっても変わってくるので一概にこれという金額はないのですが、一つの目安としてはだいたい25万から30万ドルが必要になってくると思います。小規模M&Aやアメリカでの事業買収にも使われるため、アメリカの投資家ビザの中でも比較的取得しやすいカテゴリーと言えます。

    E-2ビザはEB-5のように投資先が指定されているようなことはないので、わりと自由な事業の展開ができます。例えば、すし屋、ラーメン屋、美容院などを買収する事業買収やオフィスを構えて新規事業の立ち上げなどが、アメリカでの小規模M&AとしてE2ビザ申請に活用される典型例です。

    弊社では多くのお客様のE-2ビザ取得サポートの実績があります

    弊社としましても、E-2ビザを使っての事業展開を希望するお客様に多く対応してきました。ビザ申請のプロセスや必要な書類などに関しては、私自身でE-2ビザを取得した経験があるので弁護士と共にしっかりサポートできます。

    その後の事業展開の際にも、弊社としてはコンサルという形で係わらせていただいたり、従業員を探している(求人)企業には必要な人材紹介もしています。特に日本から来られる方は最初英語が得意ではないので信頼できるバイリンガルを紹介してほしいというニーズを実際多く聞きます。

    弊社ではビザに関わらずアメリカの多くの企業様(特に日系企業)に紹介しております。また昨今では、企業を経営するうえでウェブやソーシャルメディアの活用が欠かせないものになっているので、IT支援という形でWEB開発やデジタルマーケティングの対応をさせてもらっています。

    弊社の強みとしては、アメリカの起業コンサル、人材支援、WEBやSNSなどのIT支援がアメリカでの実績を通してワンストップで対応できることだと思います。

    筆者自身のE-2ビザ取得の経験

    2013年に、筆者自身ビバリーヒルズにある総合美容サロンを買収してE-2ビザを取得しました。ビバリーヒルズでTop5に入る高級美容サロンでハリウッドセレブを顧客にもつ総合美容サロンを事業買収しスタートしました。日本人の多いエリアではなかったのでそこで許認可(ライセンス)、アメリカビジネスの基礎と仕組み、アメリカでのマーケティングなど多くのことを実践で学びました。そこでの経験が多くのお客様へのコンサルティング支援で役に立っております。筆者自身のE2ビザ取得体験談や、アメリカでの事業買収や運営のリアルなプロセスをお伝えできる点が強みです。

    E-2ビザ取得までの2ステップ

    まず、最初のステップが日本からの投資金の送金です。簡単にいうと、日本国籍の方の銀行口座からアメリカで始める企業の口座に送金したことを証明する必要があります。先ほども話しましたが、金額の目安としては運転資金なども考慮して25万ドルから30万ドルくらいです。もう一つのステップとしては、経費を証明することです。これは、日本から送金した資金の中から、事業投資金としてどのくらいのお金が使われたのかを証明する必要があります。この事業投資金だけでいうと20万ドルが目安ですが、あくまでこれは初期費用になるので、そこから運転資金など考えると、やはり25万ドルくらいは必要になってくると思います。

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    アメリカで投資家ビザを取得する

    ビザ取得に重要なのは資金だけではない!

    ただし、ビザの審査基準はお金だけではないというところも認識しておくと良いと思います。アメリカ人を実際雇い、雇用を増やすことが重要です。「雇用を増やせるだけの経営手腕と資金がありアメリカにとって価値のある人」ということをPRしていくことが重要です。

    これはE2ビザやEB-5など、アメリカの投資家ビザに共通する審査基準で、アメリカの成長に寄与するような経営計画や雇用創出がビザ取得のカギとなるのです。

    アメリカでM&Aをしてみませんか?

    日本には中古品を買うという概念があまりないので、M&Aの経験がない方がほとんどだと思いますが、アメリカでの小規模ビジネス買収(アメリカ M&A)はE2ビザ取得ルートとしても人気が高く、初めての方でも取り組みやすい選択肢です。

    弊社は初めての方でも丁寧にサポートしていますので心配はありません。アメリカ移住・投資家ビザ取得に興味がある方は、お気軽にご相談ください。