投資家ビザを取って他の国に移住することを考えていませんか?
アメリカでは投資家ビザを取得することで永住権(グリーンカード)を取得・自由度の高い形で移住することができます。将来性のある国としてアメリカへの移住・起業を考える日本人が増えていますが、アメリカの投資家ビザに関して、ほとんどの人はEB-5という1億円投資プログラムしか知りません。ですが実は投資額が4分の1で済む、皆があまり知らないお得なビザが存在します。
この記事ではアメリカ永住権獲得にはどのような投資家ビザを取得すべきかについて解説しています。
日本の将来に対する不安・・・
日本は依然として安全で住みやすく、生活インフラも整っており、「住みやすい国」としての評価は高いままです。そんな日本での現状に不安のない方は多いと思います。
しかし、若者が少なく年寄りばかり多い高齢化社会になっており、自分が年をとったときに国の財政に不安が残ります。人口減少によって国の消費は減り、経済が低迷することが容易に予想されます。
経済面でも、円安・物価高・実質賃金の低下が続き、可処分所得が減少している家庭が増えています。企業は人件費やエネルギーコストの上昇に直面し、中小企業を中心に経営環境は厳しさを増しています。その一方で、税負担や社会保障費は増加傾向にあり、「老後や将来の生活が不安」という声が広がっています。
企業の業績が落ちると、給料の低下を回避することはできず、また人口減少のため長時間労働になる可能性もあり、若い世代でも日本の将来に対する不安を抱えている方、海外移住を考え始めている方は多いでしょう。
海外移住を考える
こうした背景から、近年は「海外で働く・投資する・移住する」という選択肢を検討する日本人が増えています。特に移民・投資制度が整った国が注目されており、経済的自由とキャリアの成長を求めて海外移住を目指す人も少なくありません。
しかし海外に移住するのは決して簡単ではありません。外国人による永住権を認めていない国は多いのが現状です。せっかく日本を去るので、日本より将来性があり、かつ移住しやすい国を見つける必要があります。
東南アジアは移住するには比較的安く済みますが、インフラがまだ整っていない国や危険な国が少なくありません。さらに移住コストが増加したり条件が厳しくなっているのが現状です。
アメリカはなぜ投資先として有効か?
アメリカの投資市場は世界最大で、現在も名目GDPで世界第1位の経済大国です。
2024年時点のアメリカ経済は約28兆ドル規模に達し、2位の中国を大きく引き離しています。
成長率は年平均2〜3%と安定しており、テクノロジー・エネルギー・AIなど、様々な分野で世界経済をけん引しています。
世界はアメリカ中心に回っています。ドルの価値が落ちていくことは考えづらいので、アメリカで資産を保有する・投資することは賢明な判断でしょう。
アメリカに移住する際にアメリカの治安を心配されるかもしれません。アメリカは場所によって危険度が違うので、安全な地域もたくさんあります。場所によって日系企業も多く進出しているので、日本人が多いコミュニティーもあり、日本人投資家がビジネスを始めやすい環境が整っています。投資して移住するには決して悪くないでしょう。
・ 今アメリカで投資するべき地域はどこなのか【成長中の地域を紹介】
アメリカにはどのような投資ビザが存在するか?【E2ビザとEB-5ビザの違い】

アメリカの投資ビザは大きく分けて二つあります。
・EB-5と呼ばれる投資永住権プログラム
・E2ビザと呼ばれる投資駐在員ビザ
EB-5ビザは制約が多いかつリターンが見込めない
多くの人はEB-5(イービー・ファイブ)のことを聞いたことがあるでしょう。EB-5ビザは、アメリカ永住権を直接目指せる投資家ビザですが、高額投資・長期審査・リターン不透明というデメリットがあります。
E2ビザと比較すると、柔軟性とコスト面で劣るため、慎重な判断が求められます。
EB-5ではおよそ1億円をアメリカ政府から認可された地域センターを通してアメリカに対して投資を行わなければなりません。昔は5,000万円の投資で済んだのですが、最近は1億円必要で、さらに将来は1億6,000万まで金額が上昇すると言われています。
EB-5では2年間に10名以上の正規雇用を生み出す必要があるため、投資商材の選定には慎重にならなければなりません。
EB-5ビザの投資商材はあまり良くない
EB-5ではアメリカ政府から認可された投資プログラムから選ぶ必要があるため、投資商材も必ずしも良いものがあるとは限りません。EB-5の目的は、アメリカの地域、雇用、企業の発展の促進であるため、アメリカでもあまり発展していないような場所に対して投資を行なわなければいけません。
またEB-5を使ってアメリカ移住を考えている方は注意が必要です。EB-5は投資の案件によっては永住権が下りないこともあり、かつEB-5のビザが下りるまでもかなりの時間がかかるので、できるだけ早くアメリカに移住したい方にはおすすめできない投資家ビザです。
E2ビザはEB-5に比べて圧倒的におすすめ
現実的に考えてEB-5はやめておこうと思った方が大半だと思います。リターンがあるかもわからず、アメリカの永住権も取れるか定かではないビザに対して、1億円投資するのは賢明と言うことは言えません。
しかしアメリカの投資ビザにはもう一つE2ビザと呼ばれる投資駐在員ビザが存在します。
E2ビザでは投資額をEB-5の25%に抑えることができる
E2ビザでは投資金額が約2,500万〜3,000万円で、EB-5の約25%で済ませることができます。それに加えて、E2ビザでは自分で投資商材を決めることができるため、自分の専門分野にフォーカスすることができます。おすすめの投資のやり方はアメリカにある既存のビジネスをM&Aによって買収することです。
アメリカではビジネスの売り買いが非常に盛んなため、頻繁にビジネスが売りに出されています。日本人E2ビザ取得者の多くは既存ビジネスを買収して移住しています。
自分の得意分野や興味のあるビジネスでかつすでに収益があり、利回りの高いものを買収することで投資家ビザを取得可能。また、E2ビザは更新すれば無期限で滞在可能なうえ、家族の就労も認められる柔軟性の高いビザとなっており、さらにEB-5の時と同様にグリーンカードを取得することもできます。どちらの方法で取得してもグリーンカードの効力は全く同じというわけです。それならリターンが保証されて良いビジネスが多いE2ビザの取得を検討しませんか?
・ 投資E2ビザでアメリカに移住しよう【メリット・デメリット】
アメリカに移住するための投資家ビザ以外の方法は?
EB-5、E2ビザ以外にどうやってアメリカに移住することができるでしょうか?現実的に言うと、アメリカに移住するためのオプションはあまり多くありません。日本人に最も多いビザ取得は以下の通りです。
①アメリカ人と結婚して永住権を獲得する
②アメリカの大学を卒業し、OPTを取得してから企業にスポンサーしてもらう
③日系企業の駐在員としてアメリカに来て永住権を取得する
④投資家としてE2ビザを取得し、アメリカに移住する
上に示したような4つの選択肢の中で、できるだけ早くアメリカへの移住を実現したい方は①もしくは④の選択するのが良いでしょう。投資家ビザであるE2ビザは制約が他のビザに比べて緩く、かつ日本人は他の国出身に比べて、かなりビザが下りやすいので投資家ビザでアメリカ移住を考えている方にはかなりおすすめです。
Business MAはE2ビザのサポートを行います

私たちBusiness MAは、今までアメリカでの日本人によるE2ビザの獲得を数多く成功させてきた実績があります。ITコンサルタントとして皆様の好みに応じて、利回りの高いビジネスを選定し、買収をお手伝いしてきました。
また私たちはアメリカ現地の最新状況をよく知るE2ビザ専門の移民弁護士や公認会計士と協力して、投資家ビザ申請からアメリカ現地でのM&Aサポート・会社設立・ライセンス取得まで、すべてのプロセスをワンストップでサポートしています。投資家ビザであるE2ビザを取得して日本から離脱し、アメリカ移住を実現しませんか?
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