「自分の子供を優秀に育てたい」と一度は思ったことがあるでしょう。
そのような皆さんには子供をアメリカの大学へ入れることをおすすめします。アメリカの一流大学に子供を入れると、子供が将来世界のリーダーになり、超エリート人材になるかもしれません。
この記事はアメリカの超エリート教育について解説しています。
日本とアメリカでエリート人材のクオリティーが違う
アメリカは国民の平均レベルがそこまで高くないにも関わらず、なぜ優秀なリーダーを数多く生み出すことに成功しているのでしょうか?日本とアメリカの大きな違いは「エリート育成システム」にあります。日本はエリートを選抜し、教育し、競争の中で鍛え抜くシステムがありません。優れたエリート人材の出現を天に任せているのです。
アメリカが世界一の国として地位を長年保持できている理由の一つとして一流大学によるエリート教育にあります。アメリカの一流大学では教育がかなりしっかりしているため、世界中から優秀な人材が集まるため、質の高いエリート人材が生まれやすいのです。
世界ランキングの上位を見てみる
2019年の世界大学ランキングでは上位10位までをほぼ米国の大学が占めています。これらの一流大学では卒業生による寄付と奨学金制度がしっかりしているため、優れた生徒であればお金がなくても入れてしまうのです。
アメリカの一流大学ではインプットとアウトプットの量がとにかく多いので大学の4年間や大学院の2年間でかなり鍛えられます。読書やレポート、プレゼンテーションを毎日こなさなければいけないので、若い時に知の基礎体力を高めることができます。
時間管理能力が身につく
また膨大なタスクを同時に課せられるので、時間を管理するスキルがかなり身につきます。プロジェクトマネジメントのスキルが磨かれるので、圧倒的な仕事を限られた時間の中でこなすことができるようになります。
このように若い時に競争力の高いところに子供を入れておくと、ものすごいスピードで成長していきます。日本の大学ではこのような質の高い教育を受けるチャンスがないため、アメリカの大学への留学はかなり費用対効果が高いと言えます。
アメリカにいるアジア人の子供は超エリートが多い
実際子供をアメリカで育てると決めているアジア出身の親を持つ子供の多くはアメリカでもかなり有名な大学に通っているケースは少なくありません。ハーバード大学やスタンフォード大学、マサチューセッツ大学などに通っている日本人、中国人、韓国人の数は少なくありません。皆アメリカの一流大学が最も投資価値が高いと知っているので子供に対して投資しています。
経営者や政治家はほぼ一流大学卒業
アメリカは実力さえあれば学歴がなくても大丈夫というアメリカンドリームを未だに信じている日本人は少なくありません。確かにアメリカは実力もかなり大事なのですが、出身大学もかなり大事です。
ビジネスや政治で良いポジションにつくためには一流の大学を卒業することが必須になります。アメリカ企業のエクゼクティブや政治関係者を見てみると、ほぼ全員これらの一流大学を卒業しています。スタンフォード大学を中退したスティーブジョブズやハーバード大学を中退したマックザッカーバーグのような天才型の人材はかなり例外です。
日本より厳しい学歴社会
アメリカは日本よりも学歴戦争社会であるのが現状です。アメリカが学歴を重視する理由は、「アカデミックの世界で高い成績を残している人間は高い学習能力と地頭の良さが備わっている」と評価されるためです。一流大学を卒業しないと世界で活躍できる人材になるのはかなり厳しいと言えるでしょう。
一流大学を卒業してもビザ問題は容易ではない
アメリカの一流大学を卒業しても就職が容易ではないケースがあります。それは子供が学生ビザでアメリカの大学に通っていることです。アメリカのビザ問題は深刻です。アメリカで移民として労働ビザを取得するのは至難の技です。現在労働ビザは抽選で行われているため、いくら一流大学を卒業していても抽選に外れればそこで終わりです。
子供が学生ビザでアメリカにいると潰しが利かなくなってしまうので注意しましょう。理想は親が前もって子供とアメリカに来て、学生ビザ以外のビザを取得してあげることです。アメリカでは子供が21歳以下であれば親のビザステータスを移行できます。
日本に帰国しないために・・
したがって多くの賢い親は子供が21歳になるまでにグリーンカードを与えて、子供を上手くアメリカに残しています。学生ビザで来てしまうと、大学を卒業する頃には22歳になっているので、アメリカに引き続き残るには労働ビザの選択肢しかなくなります。これではせっかくアメリカの一流大学を卒業しているのに日本に帰国しなければならなくなります。
アメリカの学生ビザは制限だらけ
学生ビザは他のビザに比べて制限がかなり多いのでオススメしません。特に一番困るのが労働できないことです。学生ビザでは在学中での労働を禁止されています。せっかく一流大学にいるのにインターンシップなどの有給労働ができないのはかなりもったいないです。例えば、アメリカではソフトウェアエンジニアの有給インターンシップでは月70万などもらえる場合も少なくありません。
また大学を卒業した後も、OPTというトレーニング期間が1年間しか与えられません。(理系の場合は2年半。)学生ビザで来ているほとんどの学生は労働ビザが取れないので、このOPTが終わった後は日本に帰国しなればいけなくなります。
学費を回収することも十分可能
アメリカでは一流大学を卒業し、ソフトウェアエンジニアになったり金融業界でコンサルタントとして働くと初任給で1,000万円以上もらえることは少なくありません。大学の授業料を数年でペイできるような環境がある中、ビザの関係上帰国を余儀なくされるのは非常にもったいないです。
子供をアメリカの大学に入れるオススメの方法
子供をアメリカに入れるオススメの方法はアメリカで親が子供の代わりに学生ビザと異なるビザを取ってあげることです。その中で最もオススメの方法は、投資家ビザであるE2ビザを取得することです。
E2ビザでは約3,000万円程かかりますがアメリカに移住することができます。本来アメリカはEB-5と呼ばれる1億円する投資家ビザがあるのですが、このビザでは取得までに1年間かかったり、グリーンカードが取れない可能性があることからあまりオススメできません。またEB-5ではアメリカ政府に指定された投資先にしか投資することができないためリターンもあまり見込めません。
E2ビザはかなり自由
それとは違ってE2ビザでは自分の好きな企業を買収することもできたり、自分が会社のオーナーになることもできる上、ビザ取得まで3か月程度しかかからないためかなりオススメです。また最終的にE2ビザからグリーンカードも取得することができるため、21歳の子供にも永住権を付与することも可能です。
このようにアメリカで子供をスーパーエリートに教育するためにはまずは親がさまざまな情報を精査しきちんと戦略を練ることで、将来きちんとした投資を行うことが重要になってきます。